チラシとハガキの準備ができ、バザーにだす外国製フクロウの数々の値付けも完了。
発表会の場所は長池公園の自然館(ネイチャーセンターという)で、
なんといいましょうかフクロウさんにはピッタリの環境。
なんといいましょうかフクロウさんにはピッタリの環境。
フクロウ・グッズはみっちゃんの寄付、
世界中を旅行していた母上がフクロウを集める方だったのである。
みっちゃん、ありがとう。
なんとかして、あれをちょうだいねと寄付をせまって、
ごめんなさい。
なんとかして、あれをちょうだいねと寄付をせまって、
ごめんなさい。
肩のこらないユーモラスな音楽もと思ったけれど、
マイクその他の音響用設備がないところだから、けっこう難しい。
考えてみれば、そうよね。
そういうものがあったら「ネイチャー」とはいいにくい場所に、なるわよね。
ほんとはコオロギさんちの戸をたたき、スズムシさんちの窓をのぞいて、
セッションをとお願いするのがよいはずと思うけれど、
秋じゃないから時期もわるいし、
あっちから見ればこっちは、巨人ほどに大きいニンゲンだもの。
あっちから見ればこっちは、巨人ほどに大きいニンゲンだもの。
けれど、やっぱりちょっと楽しみたくて、楽しんでいただきたくて、
makimakiのシンセサイザーによる演奏をすこしばかり。
この人は私にとって魔法のランプみたいな人である。
幼稚園で働いていたとき、
いつか子どものための、すごく単純で気持ちのいい「遊んで動ける音楽劇」を
ふたりで創ろうと、私は考えていた。
慣れない園長仕事にくたびれて、モト本までmakimakiに渡してたのに、
それができなかったのは残念だった。
ま、いいか。人生はかなわないユメの集積。
今回は、魔法のランプmakimakiに、
スズムシさんやクツワムシさんやの代わりに、楽しく奏でてもらいましょう。
ところでかんじんの朗読をする8人は、一生懸命準備している。
声がとどかないかもしれない、気持ちがとどかないかもしれないと心配しながら。
でも、いいじゃない、知ってる人にくつろいでもらえたら。
・・・45人しか入れないちいさな会場での朗読。
みなさん、45人に聞こえる声を、なんとか出せるようになりましょう。
みなさん、45人に聞こえる声を、なんとか出せるようになりましょう。
だってマイクがないのよ、ネイチャーだと。
練習のとき、私はいつも吹き出してしまい、笑ってしまい、
それから、時々泣きそうだった。
それから、時々泣きそうだった。
こういう時間が創りだせるということが、朗読の会の実力だと思っている。
文学をまん中に、感情と論理を交差させ、発表の日のために神経をとぎすます、
そこでつい自分のことがおかしくなっちゃって、みんなでワーッと笑うなんて、
そんなこと、ふつう、めったにできないでしょ。
文学をまん中に、感情と論理を交差させ、発表の日のために神経をとぎすます、
そこでつい自分のことがおかしくなっちゃって、みんなでワーッと笑うなんて、
そんなこと、ふつう、めったにできないでしょ。