My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2014年12月2日火曜日
秋日和
朝は雨が降って、秋楡の葉がやわらかな霧の中へたえまなく飛んで流れた。
月の色と星の色した小さな葉が木の枝をびっしり飾り、階段や通路を飾り・・・・。
夜は暗い空に本物のお星さまが常になく大きく瞬いていたし、
昔のお菓子みたいになぜか月がいびつに見えたのだ。
空がズイッと降りてきたみたいでいやだとゆうべは心配しながら坂を上った。
そういう夜が明けると、当然のように今日は素晴らしいお天気。
ねえねえ、秋楡って毎年毎年こんなにきれいだったかしらとカヤノさんにきくと
このあいだメタセコイヤを見てこんなに毎年きれいだったかなあと思ったと言う。
そんなふうに、秋楡とメタセコイヤにかこまれて、ここにいるなんて、
ミラクルであるのであると思わずにいられない。
岡の上のレストランに、カヤノさんとナカさんとミッチャンとワタシ。
おいしいコーヒーと、きれいなデザート、4人それぞれ別々のパスタ、それから、
2人は野菜スープ、2人はキリリと冷やしたトマトを、ここに書いたのと逆の順に食べる。
それはそれは秋らしい、風の吹く日のことだった。