My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2017年9月28日木曜日
雨の夜中
2階の寝台はぴったりと2階の窓に沿って置いてある
窓をあけたまま横になると、虫たちの大合唱がきこえる
ききながら、いつのまにか眠ってしまう。
目をさますと辺りが雨でけむり、大気はシーンとしている
この角度からは屋根と空がみえるばかりだ。
煙る空間のむこうから、救急車のサイレンが近づいて、また遠くなる。
だれも見ていない真夜中ならば
雨はエンピツみたいな流れをつくり、シタジキみたいに光るのかしら
うちの団地の石畳は古くて、もはや不定形なデコボコだから
そんな遊びが地面にあれば雨のしあわせ
べつにジャングルにいるわけじゃなくても、水の響きは大きく、
どこやらの地平線めざして、雨は遠くへさらに遠くへ。