2018年2月4日日曜日

日曜あちこち

朝、小山田緑地の入り口階段をさがして歩く。
むかし、後藤楚子さんが私を連れて歩いて下さった場所だ。
難なく見つけたけれど、階段は今日は雪で昇れない。

家に引き返して、車で道志温泉へ。

温泉場の広間で本を読んでいると、しきりに牛の仔の鳴き声?がする。
べえべえーべえ、べえべー、ぶっ・・・。
それがひっきりなしなので見回すと、高校生ぐらいの男の子の声だった。
スマホかなにかを手にもって、おじいちゃんがご飯の相手をして。
顔をみるとご機嫌らしいのがわかって、ちょっと微笑ましくてよかった。
こんな雪の日に暖かい温泉場にきて、広いし丁度よく人もいるから、
彼も嬉しいのだろう。

わけがわかれば牛の仔みたいな声も温泉場の和音、
その家族が気がねそうに数人で立ちあがり帰ろうとすると、
どこまでお帰りになるのですか、晴れてよかったですねと、
そばのテーブルの人がひきとめたいような笑顔で話しかけている。