My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年3月18日水曜日
夜更かしの翌日
歯医者さんに行って、治療の途中で一瞬?眠ってしまった。
自分でも眠ったなと判った。藁ぶき屋根の大きなお寺のような民家。
重々しいその家が、音のない霧雨に濡れてじっとり灰色に見える。
ああ、灰色の夢を見ていると思って、自分で眠るのをやめたから、おかしい。
私、眠っていましたかと、あとできく。ええ眠っていましたね、と言われた。
帰りの電車はがらがらで、そこでまた、「ペスト」を片手に眠ってしまった。
いろんな人が眠っていた。乗客はマスクをしている。
マスクなしの人のほうが少ない。
やっとバスを降り、やっと石の階段を昇り、やっと家にもどった。
テーブルに向かって、ごはんの横に佃煮と沢庵を並べ、
これじゃ栄養が、なんて思いながら、緑茶でお茶漬け。
赤黄緑色野菜症候群。野菜がないと落ち着けない。
ふん、しゃらくさい。ちゃんちゃらおかしい。
昔ならば、こういうお昼ご飯が嬉しくて、もう心底ホッとしたものだ。
なんだか母と祖母が 食事を作っていたころがなつかしい。