My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年4月13日月曜日
癪のたね、大雨
今朝、歯医者さんに急に行かなくちゃならなくなった。
大雨。台風的突風。冷たくてすごい風。
電車はガランと空いている、不安なほどなんだか寒い。
私は窓から外を見ていた。ずーっと。
線路ぎわにはたくさんの一軒家がありアパートメントハウスがあった。
庭が見えて、バルコニーには暗いような窓が並んでいる。
政治家の命令どおり、ほんとうにまったく人影のない昼間だった。
フィンランドに出かけた時、保育についてインタヴューした。
保母さんがこんどの夏休みに日本に行くのがすごく楽しみですと言った。
日本がいちばん大好きな国です、と本気でにこにこしている。
10年以上たった今、そうかこういうことだったのかと思い当たる。
日本国憲法と世界第2位の経済力と宮崎さんのアニメーション、
それが彼女の想像をかきたてていたのだ、きっと。
おとぎ話のような3点セットだもん。
歯医者さんから、また電車に乗って帰る。
電車、待ってもなかなか到着せず。またもずぶ濡れ。
買い物に行ってもゴミを捨てに行ってもビシャビシャになってしまう。
いやだいやだ、この世によいことなんて全然ないのかな。
みっちゃんが電話くれたじゃない。元気そうな声で嬉しかったじゃない。
市役所で買った[文学フシギ帖」という古本新書が素敵だったじゃないの。
日本の文学百年を読む、という本。おもしろくて夢のように読んだじゃないの。
なんだっけなー、急には思いだせない、あの悪たれぐち。
ええと。ごろごろいうのやめとけというやつ。今の私にドンピシャリな。