My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2014年1月26日日曜日
1月25日の新年会
私の家の朗読のサークル。
新年会に私なりの企画をたてた。
「赤い疑惑」のアクセル長尾を、母親たちに見せる。
若者のほうには、子育て中のよき日本人を見せる。
正直で自分をあるがままに表現することができる大人を、ということである。
若者とはちがう苦労を背負って、それでいて思いやりのある活き活きとした人たちだ。
長尾くんがはやばやOKしてくれたので、健とふたりで音楽およびトークを、
と相談していたらOJ くんが来てくれた、それで若者は3人になった。
3人で2曲づつの弾き語り。
3人とも30代である。そんなことが実現するなんて。
ユメにも思わなかった。
自己紹介からはじめたが、若者のほうでも、母親たちに驚きを感じたらしく、
質問も意見交換もむだ話も以後らくらくと進行。
一品持ち寄りにしたので、食べたり飲んだり、
話がひろがって、目も耳も口だって楽しいことだった。
小説のメモ書きみたいなメールがとどく。16:40
「道がある。そのあとこんでいる。御免なさい。」
日本語がデキる外国人から。
7時ちかくなって演出家で映像作家のデボラ・ディスノーさんが到着。
おそろしくチャーミングなアメリカ人。
みんなが彼女に魅せられたようになったと思うけれど、音楽をもう一回やりなおし、
新劇、落語やお能、韓国、アメリカ、それからそれから、などなどなど、
デボラ・パワー猛然全開。
デボラさんは長尾くんの人を喰った「東京ワルツ」にたちまち反応、すごく笑った。
笑う観客というもののありがたさを、みんなに示してみせたのである。
朗読という自己表現の学習・訓練をみんなが10年以上もやって、
そこで実現しただれのこともわけへだてしない交流である。
それぞれに人間ひとり分の実在感がなければこうはいかない。
いつのまにかの、積み重ねとしての実力。
幸福なことじゃないのと私はけっこう自分をほめちゃった、はははは。
参加してくださったみなさん、ありがとう。
いつもいつも私を支え、連絡を担っていてくれている萱野さん、おつかれさまでした。