My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年8月16日日曜日
おひさまポカポカ
おひさまの光を、朝、あびると、とってもいいらしい。
そうね、そうね、わけのわからない細菌を消毒してくれるのでしょ。
おひさまはなんにもいわないけど、
外で遊ぶ子どもをだいじに守ってくれるヒトよね。ヒトじゃないんだけれどね。
そんな感じの絵本を、文庫連の青木さんがポストに入れておいてくれた。
「私はあいちゃんの ランドセル」という写真集。
福島原発事故の記録である。
遊行社の本。
遊行社なんて初めてきいた。
日本にはまだこんな本をつくってくれる人がいると思うとうれしい。
写真と文は、小学校の先生だった菊池和子さんで、
54才のとき、先生をやめて6年もポルトガルのリスボンでくらし、
2008年に帰国した。いま、74才ぐらい?
こんな先生だったひとも、日本にはいたんだと思うと、ほんとにうれしい。
そういえば、青木さんがきのう、午後から遊びに来てくれて、
ふたりであの本この本のはなしをしたけど、
いまでも、彼女の温かいひかえめな笑顔が、ちゃんと
私のあたまにも、耳にも、胸や肩のあたりにも、のこっている。
青木さんらしい地味でおだやかなお花のブラウス。
なんて安心な時間だったろう。
20年ものおつきあい。
多摩市に引っ越してきたとき、だれかだれかと私はさがして、
図書館協議会委員を公募していたから、
なんとかして本を読む人のそばにいたくて試験を受けた。
青木さんはそこにいてくれた人である。