トランプさんとバイデンさんと、どっちがいいのだろう?
もちろん、多くの人がトランプNO、というだろうけれど、
どっちが大統領になると、日本からアメリカへの献金が安くなるのか。
なんでそういう視点からの意見が新聞に載らないのかしらと、
尊敬している友人にきいてみた。
こたえは、ものすごく複雑だった。
原始的にくらしている私なんかの手におえない。
アメリカの駐留軍に対する途方もない思いやり予算や、武器の下請け爆買いを、
コロナ禍ではあるし、観光だめなんだし、すこし思いやってほしいと考えるのは、
自然の人情だと、つい思うけれど。
彼は、世界や日本の政治情勢にひじょうに詳しいが、
こたえは支離滅裂? とんでもないものだった。
バイデンが大統領になれば、思いやり予算はさらに高額化するよね。
トランプは、それなら自国の平和は自分で守れと、軍隊を日本から引き揚げて
しまうかもしれない。それも怖いんだよね。
アメリカが手をひけば、中国が、もともと中国の領土だったんだからと、
沖縄をねらってやってくるでしょ、台湾、尖閣列島(石垣市)、沖縄と。
この人はなんでこんなに、よく知っているのだろう?
ラジオがいいよ、と彼はいう。
へんなCMもないしさ、きいてるとやっぱり、
ああ、全体としてこうなってるんだなとわかる、自然にね。
きのうの東京新聞の夕刊はすごかった。
全ぺージ、バイデンとトランプのてんこもりで、号外みたいだった。
なんで新聞がヒトの国の選挙にこんなに興味を持つのか。
きいてみたらば、
一回ぐらいバランスを取っとかなきゃ、東京新聞だってタイヘンなんでしょ。
なんだ、おまえアカハタみたいじゃないかって、
そうずーっと言われてるわけだしさあ。
民主主義なんだろうか。
21世紀のこの支離滅裂を克服するのは?