風が飛びまわって、お天気がよくて。
串のお団子みたいな雲がむこうに浮かんでいる。
朝から、洗濯、洗濯、また洗濯。
3冊の本を、読んではやめ、読んではやめ、
途中、思いつきで番茶を飲んだりした。なんだか不味い。
鯖ずしというのを買ってひとつ食べたけれど、
あこがれてたのに、不味い。
舌がオカシイのかも。
「不幸な国の幸福論」と「ムギと王様」とNHKのこだわり人物伝「城山三郎」を
かわるがわる読んじゃ置き読んじゃ置きして、はかどらず。
雀くん用のパンのところに、今日はトカゲがいる。
もうじーっとパンを観察しているように見えるけれど、レンガの上によじ登って
またパンを・・・と思うけれど、ちがうのかも。
だいたいトカゲの目ってどこにあるのよ?
安易だと思うけど、手持ちの?専門家にメール。
返事がきた。親切でしょう? 新井薫さんなのだ。
・トカゲの目は顔の両横ですが、頭頂部に第3、第4の目をもつものいるそうです。
(機能的には今は退化しているよう)
・視線の先とは?(私がトカゲってどこ見てるのかときいた)
視線の先は分からないのですが、視力は大変良いそうで、人間より優れているそうです。
つまりトカゲは顔の両横に目があるんだから、あっちもこっちも観るわけね。
目の前のパン屑は見てないし興味もないわけね。
視力というとすごくて、さぞ透徹っぽいマナザシなんでしょうね?
人間は前しか見られないし、私なんか白内障が進行中だから、
視力とか眼差しなんていうものはもう滅茶苦茶だ。
みっちゃんに、私は左の目のまぶたが腫れちゃってたぶん手術よと言ったら、
全然気がつかなかったと慰めてくれたけれど、
あっちも老眼こっちも老眼、私たちは同い年の天然五里霧中、
真実とは別のところをけっこうノンキにさまよっているだけなのだ。
まーいいわよ。トカゲとは寿命がちがうんだし。