My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年6月25日木曜日
町田子ども劇場の勇気
今日は、谷田さんが畑のお野菜を届けてくれた日でした。
無農薬の、ナスやキュウリ、パセリ、プチとまと、インゲン豆などなど。
弟さんのお墓が近くなので、お墓参りの帰りに寄るからと電話があって。
高校時代からの友人で、銀行に就職したのが、
いつのまにか「町田子ども劇場」で専従として働く人になった。
今は一線から退いてお手伝いと言うけれど、子ども劇場に行けば、かならず
そこで働いている彼女の姿がうれしいです。
今年6月21日(日)コロナ禍にもかかわらず、町田子ども劇場は、
(空間確保のため2ステージにして)80分づつの公演を決行。
そう谷田さんからきいて、 本当にもう感激してしまいました。
どれほどの困難、内外の批判や苦情を招いただろうか。
それがもうまざまざと想像できちゃって。
「町田子ども劇場のごあんない」という小さなパンフレットには
こんなことが書いてあるけど。
みる あそぶ つどう なかま
*
町田子ども劇場が大切にしていることは、
なかまとともに生の舞台芸術にたくさんふれること
なかまとともに自然のなかで遊ぶこと
これらの体験が、人間の土台となる感性を育みます。
感性の根っこは目に見えませんが、成長の幹となる知性を支え
やがて、認識する力や表現する力の花が開きます。
特に乳幼児期は、感性の根っこが一番育つとき。
心に豊かな栄養をたくさんあげたいですね。
日本の、コロナ禍は、なにが禍々しいといって、
問答無用に、みる、あそぶ、つどう、なかま、をふみつぶしたこと、
子どもだけではなく、おとなまでが無批判にその渦のにない手を務めたことだと、
この文面をながめていると、つくづくそう思えてなりません。
ふつうのことだと思っていたけど、実はだいじだったんだなあって。
谷田さんが、というとオカシイような(高校時代のあだ名はボウヤなので)。
この谷田さんがもってきてくれた5月の事務局便りのさいしょはこうです。
「 新緑がまぶしい季節になりましたね。草花や鳥の声が、こんなにまぶしく感じ
られる日が来るとは想像していませんでした。一人一人が、出口の見えない不安
と緊張を抱え、大変な時をお過ごしと思います。
この緊急事態の中にいると、今までの私たちが、いかに文化を共有する素敵な時
もっていたか、と気づかされます。今後の予定も直前まで変更の可能性がありご迷
惑をおかけしますが、どうかご理解をよろしくお願いします。」
たぶん、こういう人たちの必死な働きが、私たち日本人の
客観性とか、ユーモアとか、話し合う能力、自然な友情なんかを
さりげなく守ってくれるんでしょうね 。
ボウヤ、お野菜に、おそばに、海苔、ふくろにいっぱい、ありがとう。