My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2018年1月19日金曜日
天国モノレール
立川北へ行こうとしてモノレールに乗ると、
昼下がりのせいか乗客はまばら、陽光はうららか、
アナウンスが、
座席をつめあって座れというけれど、
わたしのいる車両は空席ばかりなのよね。
前の車両はどうかと見ると、腰をかけている人たちは、
天国にいるみたいなふうに思い思いに
十人掛けに五人が腰掛けて、オーヴァーを着たりして、
素朴に四人までが黙読中、メガネの似合う紳士もいて、
・・・小説や、手帳、なにかの資料など。
どの顔も考え深く、老いも若きもゆっくりしている。
それは信じられない光景で、
なんの不思議か、車両全体をみまわしても、
スマホの虜(とりこ)は三人しかいなかった。
立川北につくのだって心もちゆっくりだったんじゃない?