My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年1月17日金曜日
スズメ
日暮れが始まってから、図書館へ。
大急ぎで、5冊本を返して、新しく5冊借りる。
2,3冊めの本が洒落ていて、気にいったから嬉しい。
「スズメの靴下」ニューヨーク生まれの作家と画家の絵本である。
スズメといえば、
ペテルブルグで私は、遥にくっついて、ぜったい迷子になるまいとしたっけ。
遥のアパートから街路に出てみると、もう帰れっこない、わからない。
ロシア語もわからないし、こわいったらない。
ベンチに腰掛けたら、遥がロシア風のサンドイッチを買ってくれた。
味もなんにも覚えていないけれど、スズメのことが忘れられない。
べつに絵本とちがうから、洒落た靴下をはいていたりしないが、
ペテルブルグのスズメも私としてはビックリだった。
ペテルブルグのスズメ達はパサパサに痩せこけ、尾羽打ち枯らしていた。
そばを飛んで、パンや肉片を私がさしだすと、逃げながら迷いながら、
一羽がとうとう嘴でとった! 街のスズメで野生だというのに。
・・・あの時はチープサイドのことを思い出して、比べた・・・。
チープサイドは、動物学者ドリトル先生の友人でロンドン生まれ、
スズメながら粋な下町っ子なのである。