My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2020年1月18日土曜日
雪が降る
私は夏のスカートをはいている。
キュロット型の麻の布地で、色は紺色と草色、目立たないから好きだ。
とっかえひっかえ冬になっても毎日着ているが、
今日など朝から雪がふったから 、寒いことは寒い。
体重が16キロ減ってしまうと、丁度いいスカートがなくなる。
16キロ痩せた人のスカートは、ウエストにとまっていてくれない。
この冬、このキュロット・スカートで暮らす気かしら?
ヘンな自問自答をするそばから、雪が降る。すると孤独である。
どこでそんなことを思ったか、コインランドリイだった。
なぜか今日は自分ひとり、衣類が乾くまで、ずーっと待っている。
・・・広いコインランドリイには、だれもいなかった。
洗濯物が乾燥機の内部でくるくると回転している。回っている。
モーターの音が温かい。
氷雨のような雪が空からたえまなく落ちてくる。
私は、灰色の空を横目に、本を読みながら、セカセカしている。
雪の中を通る車はみんなビシャビシャ。