2015年3月2日月曜日

あかちゃん、会話に参加か?


ディエゴのイマちゃんとカッチが陽文(ひふみ)くんを連れてきてくれた。
まだ3か月だから、小さな口から音は出すけど、みたいな。
泣かない平和なあかちゃん。だまって、みんなの話をきいているというか。
だれに抱っこされても泰然として、不安がらない。
うまれてから、不安になったことがないのね、きっと。
わー可愛い。一寸法師のむかしの挿し絵みたいな子だ。
てん、てん、点、と、目とはなと口があって、
わたしなんか近眼だし老眼だし、よく見えてなかったんじゃないかと思うなー。

礼美ちゃんが家に初めてきて、かわるがわるひふみクンを抱っこさせてもらった。
ずっしりと重たい。首がやっと据わりかけていて、まだすこしばかり不安定。
礼美ちゃんは絵を描く人で、彼女のポストカードに、
このひふみクンがちょっとおおきな男の子になったみたいな絵があった。
もうちょっと大きくなって、カッチに似てきたみたいな絵もあった。
なにか、なんの話かわすれちゃったけど、私たちがわいわい言ってたら、
聞いていてごきげんになったらしく、ひふみクンもアーとかウーアーとかムーとか言う。
赤ん坊に意見はあるか、そもそも話をきいてわかるのか、
びみょうな感じである。・・・なんという存在感。

きれいな瞳だ。純粋なだけの。
あかちゃんが いるだけで、うちの中の空気がすがすがしくなったような。
これはきっとイマちゃんの育った家の家風が自然なのね。
それにしても人見知りしないうちに連れてきてもらってよかった。
カッチがあかちゃんを可愛がること。
それもよかった。
ねむたくなったひふみクンをタテに抱っこし、定位置で足を上下に屈伸している。
エレベーターみたいだ。
「これ、効果あるんスけど、こっちの体力が続かなくて」
なんともおかしくてワッと笑ってしまった。