2021年7月1日木曜日

雀のお宿

このあいだ、朗読の日にみんなが家にきてくれた時、
なんでこの家の庭ってこんなに雀がいるの?! 
ときいてくれた人がいて、もう気をよくしちゃったのでした。
どうしてかって私はこの3か月、
息子の朝ごはんと晩ご飯をつくることにかかりっきり。
買い物と洗濯と掃除しかできない。ブログなんか眠れないからもう放ってある。

で、どうしたかって?、スズメを呼んだのだよワトソン君。

パンの耳と開拓農民米を混ぜたエサを庭に蒔いて3か月。
このあいだ、やっと嬉しいことがあった。
買い物に行こうとしたら、庭の反対側の道路のわきに雀がいる。
うちのスズメだと思って、チュッ、チュッと合図したら、
なんと、むこう向きで虫さがしをしていた子雀が、私の方に向き直って
首をかしげて、逃げなかった!
返事こそしなかったけど、子雀はそのまま、地面で虫さがしを続行・・・。
さいしょ、あんまりこわがって逃げるので、
私の舌が鳴らす音はすずめ語でいうと「ぶっころすぞ」になるのかなーと、
息子にきいたぐらいだったのに。

そんなこと考えてないで、ピーマンなんか蒔けばいいと思うけど、
生産的なことって、奴隷労働の真っ最中だと、やる気がおこらない。
なりゆきに任せて、自然観察、というか眼がみえないからもうなにしろ、
こわがりやのスズメをボヤーッとなんとなく傍観。
まーいいよ。なんでいまさらせかせか見なくちゃいけないんだか、とそう思う。
神様ってけっこうこんな人かも、と自分の事をそう思う、
はははは。そういう、変形な、
図々しい毎日でしかなくなっちゃったって、愉快かも。