2021年7月7日水曜日

選挙ってむずかしい

投票日は雨で、会場に向かう人は見るからに、まばら。
選挙が終わると、
スキャンダルまみれの候補者 を新聞記事でながめてガックリしてしまう。
言論というものの品格が
これほど堕ちた国に、自分の住む国がなったことに
茫然としてしまう。
恋愛沙汰なら個人の自由だと思うけれど、
おとこ議員の、こどもとおんなに対する仕打ち、そのむき出しの強姦肯定が
私たち国民の選挙に対する意欲を、本当に減退させる。
なにを言ってもむだ、ということだ。
記事の書き方も書き方だ。

投票に参加する国民が7割以下なら、
たとえ何でも選挙をやりなおしてもらいたいと、普通だれでも思うんじゃないの。
選挙は、私たちの義務だ。
しらない、とほうり投げてはいけないのだ。

生きとし生けるものは、性的だと思う。
そうでなければ、種の保存ができない。
滅びてしまう。人間だって自然にそうだ。
幼くして性にめざめれば、そこからいろいろな経験がはじまる。
だから幸福なひとも、不幸なひとも、いるだろう。
人間は、動物とちがって、いろいろだから。

私は、未熟だったり早熟だったりする女の子が、
いろいろな経験をするだろうけれど、幸福なおとなになってくれるように、
自然な母親になってくれるように、経験によってかしこいおばあさんになるように、
気をつけて保護するのが、政治の大目標のひとつだと思う。
男の子にそんなふうな立場を教えるのだって、だいじなポイントだと思う。

ヒトは一生変化するものだ!
未熟や早熟は、ゆたかな人生にむかって、すがたかたちを変えていく。
政治は、まちがいを許さないものではなく、
人間の多彩さの保護がそもそもの始まりである、
というふうに考えるのは、ものすごく難しいわけだったんだ・・・

と思う。