2021年7月12日月曜日

今日はもう歩かなかった

少しの晴れ間に洗濯物を干して、
あとは考えごとだ。
外をみると、むこうの樹のまとまった葉っぱがみんな顔にみえちゃう。

えさを撒くと、かならずやってくる子雀がいて、
お米とパンをせっせ、せっせと食べる。いつもいる。
・・・親は心配だろうな、と思う。
世の中にはね、パンやお米のほかに、私たちの主食があって、
あんたの主食は土の中で生きてる蟲なのよ、
すごくおいしいのよ。
あんな人(わたしだけど)がよこすエサはおまえの食べ物じゃありませんっ。
とかいう母親雀がきっといるはずだ。
だからこたろう君は、スズメとして、毎日いっとき姿を消すんだけれど、
学校(!)からかえってくると、うちの前庭でまたもパンとお米をせっせ、せっせと。

ラクなほうがいいや、という雀なんて、ありかしら。
とか考えているうち、もう日が暮れた。

ときどき立ち上がって、きのう草刈りをした辺りを、見る。
よくやったと思ってるけど、刈りのこしの笹がまだ少し。
だからってどうなの。
急に雨がふってきたからには、ただもう、わたしは雨をながめる。
・・・それも自然よね。つかれちゃってるというのも。