2012年3月10日土曜日

鶴三会始末 もしも大地震が


鶴三会は、私の住む小規模団地の老齢対策ボランティアの会である。
老人相互で「なんとかしましょう」とでもいうような。

そこで三月九日の金曜日「さっそく茶話会」というのを開いた。
もしも大地震が起きたら
テーマはそれ。司会はそれでもいちばん若い私(ははは)なり。
びくびくしてなんにもしない、よりはずっとマシ、なのだ。

 住居は大丈夫か。
参加者各自と小林さん(わが団地のモト公団関係者)との質疑応答により
参加者の家の欠点および長所が、具体的にはっきりした。
対策のメドもどうやら明らかに。おなじような家に住んでいる強みである。
お互いによくわかってしまうのが、ラクだし、おかしいようだし、安心だ。
震度6または7の大地震であっても、
まあ、鶴三はだいじょうぶ、持ちこたえるかもと安心。

② いつ地震がくるか?(傑作でしょ、わかりっこない)
私は笑ったが、しかしバカにしてはいけない。
深夜なのか、早朝か昼間か夕方かで事情はずいぶんちがう。
とにかく懐中電灯必携
昼は停電のまま夜に移行する。マックラになるのである。
ガラスの散乱にそなえて、かならず寝室に厚底の履物を。
帰宅困難者になった場合は、その場に留まる。二次被害の危険に備えて。

 一番危険なのは台所
デンキによる火事(二次被害)を避けるため、できればブレーカーを落とす。 

 安否確認の方法
地震がおさまったら、かならず団地集会所前に集合。
ブロックの各代表者が安否確認を。九十七世帯。
弱者とはだれか。
高齢者、病人、外国人。あとは幼児と赤ちゃんでしょうね。
とくに心配なヒトについては、だれにきけば判るかを決めなくては。

⑤ 公的機関はいつから利用できるか。
避難所とかトムハウスとか。学校、役所、公民館とか。病院も。
 二日後と考えたほうが現実的。
うちの団地の場合は自宅で待機がよい。
なぜヒトは避難所へ殺到するか。情報が知りたいからだ。
その場合、空白二日間の情報収集、伝達の仕組みがぜひとも必要となる。
それは管理組合理事会にお願いする。

⑥個人としては水、トイレ、食料常備薬。最低三日分。
必須事項については小林さんから、
「現在のところ、これが最もわかりやすくて、適当だ」という一覧表が配られ、
「ぜんぶある」 
「家にあるけど、ひとまとめにはしてない」
「なんにも無い、ぜんぶあるヒトのところへ,借りに行こうと思う」
とかなんとか、いろいろわかれたけれど、あとは各個人の責任だわよね。
必要品はこれだと、それぞれ、よく頭に入りはした。

基本的な問題があらいだされ、
備えあれば憂いなし、は本当のことだというのが結論。
話がちゃんとできただけでもと、ほっとして解散。
二時間の茶話会でした。