2018年2月6日火曜日

Baby Driver


へんな映画をあらあらあらっ・・・・らっと見た。
ロック周辺の若者が、刹那、もとい切なく、こうありたいと思いそうな。

なにしろ主役はBabyとくりかえし呼ばれる、ひょろひょろ背の高い、
金髪、青い目、気が優しくて少し心もとない感じの男の子である。
黒人の後見人とくらし、このおじいさんが聴覚障碍者なのでBabyは手話を操る。
細くて長い腕をつかって語られる手話は、ひらひらと心もとないが、
字幕(単純な英語)によって二人の気持ちが観客に伝わるようにできているので、
この映画のモラルのありどころが儚く心もとなく、私たちにも届く。
はらはらすることに、
このきれいな男の子は、音楽依存症でDriverでギャングの手先、
文言を解体し音楽に再構成し、幼い日の事故による不安定を音楽で調律、
その結果が凄まじいdrivingーtechnicということに。
いかなるギャングも、この儚いようなBabyのバックアップを確保すれば
サーカスなみにど派手な展開でサツから逃げおおせるわけで、
ギャングの元締めは、怜悧冷血がダントツ売りだったケビン・スペイシー、
・・・・というウソ物語りなのである。

美男とか美女とかを見たかったら、近頃これかなあ、と。
主演は、「きっと星のせいじゃない」のアンセル・エルゴート。
身長191センチ。あの映画もとてもステキでしたよね。