2021年2月6日土曜日

不器用な一日。


一日中、事務的な仕事のくりかえし。
しかも時間ばかりかかって、努力したけど一つも片付かなかった。
夕方、へとへとになって、やっとご飯のしたく。
 野菜の酸味スープ。
 納豆の油揚げ包み
 キャベツとトウモロコシのサラダ。
 ごはん。
朝から、役割分担して、一品つくっちゃ、置いといて。
なんだかげっそり、でもよく考えてみれば理想の健康おかずかも。

「チェルノブイリ」という長編(3巻5回分)のTVドラマを見ている。
TSUTAYAから借りたアメリカ合衆国HBOの作品である。
アメリカがつくったの?!
ドキュメンタリーと危うくまちがえそうな、おどろくべき劇映画だった。
なぜこれほど巨大にして真摯な大作がつくれるのだろう?
アメリカで? しかもテレビ用に?!
この作品は2020年77回ゴールデングローブ賞を受賞した。
俳優が地味なのにすばらしくて。ロシアで撮影したんだろうか?

なんとかして、みんなで観て、感想を話し合えたらと思った。

作家の柳美里さんが(福島に移住して本屋さんを経営)、
いま福島に来なくてもいいから、「でも思い出して」と頼んでいたけれど、
このHBO製作の「チェルノブイリ」を見れば、
私たちは、自分の国で何が起こったかを絶対に忘れられなくなる。
いったい福島で、今の今、なにが進行中か、それがわかる。
テレビドラマとして作られた作品だからだ。
どこの家にもあるテレビの、そのまえにいる不特定多数の人々にむかって、
人類が起こしてしまった原子炉爆発がもたらすものを、
正面からわかりやすく語っているからだ。
もしかして、いつか、日本でも放映されたのかしら?
真夜中に?

TSUTAYAにはもうひとつ、なんとしても観てほしい映画が棚にある。
森達也監督「新聞記者・Ⅱ」
「新聞記者・Ⅰ」は劇映画であり秀作だった。
「新聞記者・Ⅱ」は実録ドキュメントである。
これは菅首相の実体をよくよく考えさせる作品だ。

なんとかして、観てください。