2021年2月26日金曜日

「私は真実が知りたい」・1

図書館から知らせがあった。
予約した本を、取り置きしてあるという知らせ。
「私は真実が知りたい」
長い間まったので、なぜ読みたいと思ったのか、とっさに思い出せない。
・・・2020年7月15日初版発行の本。
今日までたくさんの人が借りて読んだのだろう。

 夫が遺書で告発
 「森友」改ざんは
      なぜ?
という赤いテープが亡くなった人の遺書に張り付けてある、黒い本である。

ちょっと、持て余して、
まだまだ待つ人がいるだろうに、一旦は見えるところに置いて、
翌日、朝から読み始めた。
重たい、読みにくい本だろうと思ったけれど、
一日中ずーっと、読みに読んだ・・・。
どうしてだろう、と考えてしまうほど、
ほんとうの事がよくわかる、納得もできる
めずらしいような1冊だった。

生き馬の目を抜くような、スクープだいじの雑誌業界なのだろうと
想像していたのだけれど、
真実を、真実として報道するまでに、こんなにふうにも時間をかけるのか、と、
週刊文春にも、文芸春秋にも、雑誌記者相澤冬樹氏にもびっくり・・・
ホッとして、うれしいビックリだった。

なんとなく敬遠なんてしないで、ぜひ読んでみてください。