2012年6月1日金曜日

花を植える


よし、意地でも元気になってやるぞ。
ドドドドッと葉っぱを茂らせた柿の木に抵抗してやる。
おーい、植木屋さん、いいの? 
こうなるのは予定のこと? なんでこんなに今年は、
じゃんじゃんじゃんと葉っぱが茂るの? 
これは柿の木的にはいいこと?
天高くどこまでものびる柿の木が、あなたの理想だった?
まーいいか。
まーしょうがないか。
なにしろうちの庭はハンカチーフなみで庭木一本をもてあますサイズ
柿が育てば、花が咲かなくなるのだ。

花を買いに行った。
日陰を避けて咲いてもらいましょうよと、どうしても思うので。
ヒャクニチソウとマリーゴールドと白いベコニア,
生成りの白とオレンジ色とまっ白がきれい。
みんな、夏がきて秋がくるまで咲く花だし。
地面は水仙やら鈴蘭やらクリスマスローズやらでいっぱいだから、
大きな鉢をたくさんとりだして、サア植えようとホースで水をかけるけど、
水がビョーンと蛇口をはずれて噴水のように飛んだから、
あたまからびしょぬれになった。
あーホント、寒い春が終わっていてたすかった。
ここにひっこしてからだってずいぶんになる、
シャベルだってバケツだってホースだってよっぽど前に古くなった。
でも使える。びしょぬれだってめったにないことでせいせいした。
よかった。
とかなんとかいうふうに、いいや、いいやで日が暮れました。