2020年9月6日日曜日

ゴリラの本


「ゴリラからの警告」という本を前に、朝からぼんやり。
ぎんぎらぎんのお天気をまえに、どうしようもない。
もうくたびれちゃって、ゴリラがなんだって?と、お手上げだ。
この本がどうやって家にきたのかも、よくわからないし。

新聞によると、今日はあとから恐ろしいほどの暴風雨がやってくる。
本当かなぁ ・・・新聞によれば3時から暴風雨なのだ。
3時。私が病院に到着しなければいけない時刻。

ゴリラから学ぶべきだというこの本は、
山極さんが、野生のゴリラから学んだ話である。

山極寿一という人は、魔法使いにちかい。
霊長類学・人類学者・理学博士・ゴリラ研究の世界的権威である。
長野県地獄谷を皮切りに、日本全国のサルの生息地を渡り歩いた。
ゴリラのことは、標高の高いアフリカの熱帯雨林でくらし、
ゴリラたちが根負けするまで追いかけ、生活を共にして観察調査。
山根さんとゴリラたちは、おたがいのルールにのっとって相手を観察、
ついに帰って来たときには、人間のほうがヘンにみえたというけど、
そこから人類の起源という話、ヒトはかくあるべきだろうというこの本、
「人間社会、ここがおかしい・ゴリラからの警告」が出現する。

この人は、それでなおかつというとヘンだけれど、京都大学の総長になった。
 ?!病院で待つあいだに、なんとかここまでの話をのみこむ。

血液検査の結果けっこうな状態ということになった 、ゴリラじゃなくて私が。