2022年1月22日土曜日

眠るばっかり 憤慨通信①

 竹内さんに電話したら「とにかく眠ってください」ということだから、一日中眠っている。もう限界だからただもう眠る、ヨコになって直ちに眠ってしまう。本も読まない。

眼底出血を起こして手術をし、入院生活をしていた時、私はひとりの看護士の態度がものすごくシャクにさわって、うちの朗読のクラスのトミちゃんに、じゃかすか、なにがおきたかメールで言いつけた。目が見えてないくせにそういうメールは作れちゃうから不思議だ。トミタさんはとてつもなく響く大声で「久保さんは闘わなきゃだめっ!」と断言する。・・・そうなんだろうなぁと思うから、私は手術後で目なんかろくに見えもしないのに、彼女に病室からぶんむくれた通信を送った。今日は頭が空っぽでなんにも思いつかないので、私の憤慨通信その①を読んでみてください。


*① 病院からの通信

看護士おとこよ。まるでお医者さんみたいに、2人の手術まえの病人の手当にくる。 わたしが、右目が痛むのでつい呼び止めたら、迷惑そうにする。昼間勤務の看護士さんに薬を入れてもらったところが痛むけれど 夜間はどなたに相談すればと聞くと 「僕ですけど」。自己紹介もしない。ベッドのそばにも来ない。通路に立ったきり知らん顔を謝らないし、「どうしたらいいですか?」と彼が手術後の私に質問する。 あなたはどうお考えですか、だって専門家はあなたで、わたしは判断できないからあなたにうかがってるわけでしょう?  なーんて言っても「だからどうしたらいいですか?!」の一点張り。看護士って介護士より給料がずっと高いからこうも上から目線なのかな。 「とりあえずしらべますか?」と質問一点張りなので、 結構ですっ明日鈴木先生に直接ききますからと言い返した。そうしたら「ああそうですか」だって。 まーよかった。夜中に汗びっしょりになっても、タオルもパジャマもあるから。

読んでくださってもサッパリ事情がわからないかもしれない。ところがトミちゃんにはわかる。どうしてかってトミちゃんは介護士だから。