2015年1月16日金曜日

こころを静かに


今日、私はなんにもしなかった
洗濯ものをとりこんで、たたんで仕舞ったほかは

朝と昼、勉が作って切ってくれたパンを食べ、ガラス戸を通して
空や冬の木をながめ、ムクドリがいそがしくしているのを見る
祖父の代からの長椅子に横になると
足に陽があたるのでとても温かい
ルーマ・ゴッデンの「アンデルセン」を読みながら
寝ては醒め、寝ては覚め

白い5鉢のヒヤシンスに水をやり
淡いピンクの シクラメンにも水をやり
桜草の小さな白い鉢をわすれていたと後悔し

夕刊がとどくころともなると
「アンデルセン」も266ページ、
ハンス・クリスチャン・アンデルセンが苦難の時期をぬけだして
デンマークの王さまの援助のもと、
遠く遠く旅に出て、童話をかきはじめて と

3・11以後をどう生きる。
日曜日の小集会がせまって、
頭がいたいし、心臓がぞわぞわ、わき腹も傷む・・・
それがどうやらおさまったような