2015年1月6日火曜日

謹賀新年


やっと、去年鳩居堂へいって用意した年賀状を手にとった。謹賀新年 と書く。
でも、よれよれの文字が書けてしまう。しかも書くにつれて、つい漢字を書きまちがえる。
年賀状としては間にあわないし、老化が目立つと思うし、進捗度だって我にもあらずノロい。
ユーツな劣等感を抱えた状態で書けば、字も、まとまりのないオカシな字になってしまう。
パソコンをかかえて、ラクして生きているからこうなるんだ、と思う。
 
ところが今どきパソコンは、機能を承知して使える人にとってはたいしたもので、
いただいたお年賀状は色彩もすぐれてカラフル(といういいかたはないか)、
それぞれ印刷屋に頼んだよりもスマートなデザインだし、文面も個性的であって、
むかしあった町の印刷屋さんなんか、軽くぶっ殺されてしまったわけなのだろう、と思う。
あのカウンターごしに見えた大小多種類の紙いっぱいの作業場とか、印刷業のおじさんとかは、
いかにもそれらしくって、私なんか子ども心にも好意をもったものなのに。

・・・とにかく、年賀状を書いて書いて、一年に一度の旧交をあたためるうち、
時間が懐かしい人たちの顔とともに私の周りをへめぐる・・・。
忘れないでいてくれたのだと思うと、それがとても不思議。
ああもう、前倒しにつんのめって生きるのは止めたいなーと、つくづく。
いそがしいいそがしいと、あっちに行きこっちに行きして、ご無沙汰ばかりして。

クルマをやめて、歩く。ワードとか言わずに文字は、日本人としては手書きで 。
外食をしない、台所で作る。クスリは飲まない。ぼーんやり読書。

ああ、それでも
去年スタートさせた企画がせまってきているので、気が気じゃな くて。
1月18日(日曜日)1:30開j場  2時から5時まで。
多摩センター三越5階のキャリアマムホール。会費 1000円
「3・11以後をどう生きるか」

私は討論の練習?のため、小集会をしようとしている。
去年6月の試みの続きである。
そのために今回はあの有名な雨宮処凛さんに参加をお願いしたのだ。

オランダの遥に電話したら、雨宮さんはいま才能の絶頂期にある人だといい、
お母さん、そんな人にどうやって頼めたの、ときかれた。
そうよねー、自分でもわかんないわ、と私。
・・・まず本を読んで感心したのよ。 それからさあ、勉と健に意見をきいて。
長尾くんにメールアドレスを調べてもらった。
雨宮さんを直接見ようと、長尾くんに付き合ってもらって高円寺へ行って。
雨宮さんが主宰する会だったの、それはね。
それからやっと度胸をだしてちゃんと頼んだ、すごいでしょ。

うん、すごいけど。よく承知してくれたね雨宮さんが。それってすごいことよ、お母さん。
えー、・・・そんな人なの?!

もう心臓に悪い新年なのである。