2012年2月3日金曜日

住民投票「原発」稼動の是非を問う


東京都条例の実現をめざす署名運動が行われている。
新聞によれば現在の集計16万7千筆
平成23年 
2月9日まで
(必要筆数22万筆 だいじをとって30万筆)

1月30日受任者(署名を集める人)に私はなった。
遅すぎて、すごくはずかしい。

私の居住団地に、裕福そのものに見える方がいる。
退職したあと、市議会のオンブズマンにご夫婦でなり、
畑では無農薬野菜をつくり、
音楽家のお嬢さんがいて、家族そろって音楽ご一家だとか。
健康無敵。
ふだん平成平和だったときはスゴイと思うばっかりだったけれど、
最近バッタリ会って、
原発に反対、国民投票がいい、署名したいといったら、
30日の日、
「今日これから駅前で、都民投票の署名あつめをやるそうだよ」
と教えにきてくださったのである。
大根とほうれん草をその時わけてもらって、
それがまた親しいように私の気持ちにおちて、
よく思うことだけど、うちの団地っていいところだ、とまたもや思った。
けっきょく人が石垣、人が城、なのだ。
子どもの未来をつくるのは政治や経済、会社企業のモウケより、
ここまできたら、まずは無防備にみえるみんなの決意だと思う。

こどもはこどもの気持ちで、意見投票をするべきだし、
投票権をもつ人は、いまこそ自分の権利を行使しなければいけない。
私は赤ちゃんにだって、拇印をおさせたいぐらいだ。
無効だっていい。
無効にすることならもう簡単にできる。
でも、
なぜこどもには殺されるチャンスだけが与えらるのだろう?
いのちの所有者はその子なのに。
命は、みんなで思い思いに大事するものだ。
そう思いながら親は育てて、だれもがのびのびそうすることができて、
はじめて気持の良い連帯も生れる。

駅前で、
東電『原発稼動』の是非は自分たちで決める!
そう書いたパンフレットの入った紙袋を、
「受任者になりたいんですけど」
といったら手渡された。
なんでも私が住んでいる市では、
前から反原発運動をしていた人たちが
直接請求に反対しているそうである。
反対には反対のちゃんとした理由がたぶんあるのだろう。
だけど私は、
こと憲法と原子力に関しては、
ジカに意見を、ほかならぬ投票箱に、シッカリ提出してみたい。
運動体がどう分裂しようと、結果がどう出ようと、
どこの政治家がなんと言おうと、
自分個人の考えを「決定」し「意思表示」するべき時が今だと思う。

国家やマスコミや学校を仕切るえらい人たちにだまされたと、
そんなことを言うほど今日この頃の現実はわかりにくいだろうか?
原発が危険かどうか、こんなになってもヨクわからないなんて?

ばかを言ってもらっちゃこまるとおもう。