2020年11月5日木曜日

くちこみ世相判断


トランプさんとバイデンさんと、どっちがいいのだろう?

もちろん、多くの人がトランプNO、というだろうけれど、
どっちが大統領になると、日本からアメリカへの献金が安くなるのか。
なんでそういう視点からの意見が新聞に載らないのかしらと、
尊敬している友人にきいてみた。
こたえは、ものすごく複雑だった。
原始的にくらしている私なんかの手におえない。
アメリカの駐留軍に対する途方もない思いやり予算や、武器の下請け爆買いを、
コロナ禍ではあるし、観光だめなんだし、すこし思いやってほしいと考えるのは、
自然の人情だと、つい思うけれど。

彼は、世界や日本の政治情勢にひじょうに詳しいが、
こたえは支離滅裂? とんでもないものだった。
バイデンが大統領になれば、思いやり予算はさらに高額化するよね。
トランプは、それなら自国の平和は自分で守れと、軍隊を日本から引き揚げて
しまうかもしれない。それも怖いんだよね。
アメリカが手をひけば、中国が、もともと中国の領土だったんだからと、
沖縄をねらってやってくるでしょ、台湾、尖閣列島(石垣市)、沖縄と。

この人はなんでこんなに、よく知っているのだろう?
ラジオがいいよ、と彼はいう。
へんなCMもないしさ、きいてるとやっぱり、
ああ、全体としてこうなってるんだなとわかる、自然にね。

きのうの東京新聞の夕刊はすごかった。
全ぺージ、バイデンとトランプのてんこもりで、号外みたいだった。
なんで新聞がヒトの国の選挙にこんなに興味を持つのか。
きいてみたらば、
一回ぐらいバランスを取っとかなきゃ、東京新聞だってタイヘンなんでしょ。
なんだ、おまえアカハタみたいじゃないかって、
そうずーっと言われてるわけだしさあ。

民主主義なんだろうか。
21世紀のこの支離滅裂を克服するのは?