My Mother said that I never should play with the gypsies in the wood, The wood was dark; the grass was green; In came Sally with a tambourine. I went to the sea-no ship to get across; I paid ten shillings for a blind white horse; I up on his back and was off in a crack, Sally tell my Mother I shall never come back. -Songs of Mother Goose-
2011年10月9日日曜日
ざわめく心
先週まちがえたので、またも下北沢/THREEへ。
ライブである。
フージーロッ久(仮) SEVENTEEN AGAIN DIEGO
三つのロックバンドが競演。
いい集まりだった。
大学時代に読んだセルゲイ エセーニン(ロシア)の詩を思う。
花よ、どうしてお前たちを愛さずにおれよう?
できるものなら、お前たちと仲睦まじく酒を汲み交わしたいものだ
においあらせいとうともくせいよ、ざわめけ
私の心に不幸がおこった
私の心に不幸なことがおこったのだ
ざわめけ、においあらせいとうともくせいよ
エレンブルグはエセーニンと同時代の作家だが
大著「人間・歳月・生活」のなかでエセーニンの詩をこう説明している。
においあらせいとうともくせいが樫や菩提樹のようにざわめくことができないことは
だれにもわかっている。それにもかかわらず、この詩はすばらしい。
が、さてなぜすばらしいかとなると、説明不可能だ。
そういうものが詩というものだ。
不幸に対して大胆に向きあおうという心と、向きあえない心とがある。
今日、私はむねがいっぱいになった。