2015年8月3日月曜日

ブログ復活


朗読発表会のあと、ばったり文字を自分であやつることができなくなった。
パソコンに向かうこともできない。
早朝、私の場合5時ごろだけど目をさまして、今日こそは、と考える。
たとえばブログ。お世話になった人への手紙。
ところが次の瞬間、どうしてもできない、しないだろう、と思っちゃう。
脳みそにそういうスウィッチが設置してあるみたいだ。
計画をたてると、反射的にやりたくないかどうか、自分で自分に尋ねてしまう。

厄介じゃないの、まったくっ!
しかし、もがいても、あがいてもそうなるのだ。
いつからそうなったのか。
これは私だけの脳内パンクなのか?
ヒトにきくと、みんなが自分もおなじだという。

でもさあー。このくだらない自問自答をやめたら?

必死で思い出せば、最近の私には、いいところだってあった。
なによりも、朗読発表会をみんなで(二か月がかり)敢行したのである。
70人余の参加者、椅子がたりないほどの盛況。
人間関係の確認、幸福な思い出・・・。

いま私は、
掃除とか洗濯とかアイロンとか、それからご飯の支度とか。
買い物、各種支払、病人お見舞い、自動車の修理手配、などなどなどは、
無造作にやれる。会合にも行く。いつのまにか体調をとりもどしたのだ。
国会包囲デモにだって出かけた。戦争反対だからだ。独裁反対だからだ。
これがなんともできにくい時がもうずーっと続いていたのはなぜだろう。

ひところは、アイロンを掛けようとアイロン台までいくのに、
なんだか西公園の小山を登って降りて周囲をグルリと廻って歩こうというほどの、
それほどの決心がいったのである。
こういうことは、医師の診断によって服用していたクスリを飲まなくなったら、解決した。
クスリをやめたら、しだいに脳内のストップ機能が消失したのである。

まー、どんな雑誌にも本にも、新聞の健康相談にも、勝手にクスリをやめると死ぬぞと、
そんなふうに書いてあるから、いいのかわるいのか、こんな方法は。

運動は私ってすぐ挫折するから、ちょっとだけ、始めた。
運動はどうでもいい、とはどこにも書いてないし。
パソコンを二階から食堂に移して、やれやれ、ブログ再開。

 こないだの夕方、
あーあ、私はこれからどうしたらいいの?と聞いたらば、息子が私にこう言ったのだ。
カアサンとみっちゃんはいま人生の一番いい時にいると思うよ、ふたりともね。
そう、自分らしい人たちだよね。だから疲れてるんだろうけど、その気持ちは僕にもわかるけど、
生きてる限り、がんばって書かなきゃダメだよ。