2016年2月11日木曜日

すごく小さい幸せ


なぜだかクシャミが何回もでて、おもしろいけどしまいにハナミズ、
机の上のティッシュペーパーを箱からピッと引っ張って、とる。
するとティッシュの方もめずらしく緊張状態で、ピリッと二枚いっぺんに飛び出した。
白い紙がかっこよく長三角になってスカッとした姿勢である。
なぜだろうと箱をのぞくと、カラになっていた。
キリッとフィニッシュ。オリンピックの選手みたい。
どんな工場のだれの手によって、あるいはよく出来た精密機械によって、
今日、このことが実現したのか。

こんな微細、極小の、小さな贈り物で、
たぶん一日はつながりもしているのだろう。
とっても追いかけきれない話だけれど。