2019年3月14日木曜日

老的


最近の私は失敗ばかり。まさに老後。

夕方、クルマのキーをぬき忘れ、ご近所のみなさんに多大のご心配をかけた。
うちの駐車位置は、団地入居時のくじ引きのせいで、わが家から遠い。
私は、自分ではなんにも気がつかず 、翌朝、サッサとでかけてしまった。

だから、どうも音がすると気にした近くのS氏が、翌朝になって、
差しっぱなしのキーを(扉をあけて)抜き取って下さるまで、
うちのクルマは、もう一晩中ブンブンとエンジン音をたてていたわけである。
私とおなじ11号棟ご近所のH氏が、2号棟のSさんに車の主(つまり私)を教え、
Sさんがうちの隣りの若奥さんに鍵を渡して下さって、
犯人(つまり私)留守のまま、比較的よくわかるかたちで、やっと一件落着。

若奥さんからの親切なメール(昼)、Hさんからの親切な電話(夜)。
私は、もう、どきどきどきどき、どきどき。
どうやってお詫びをしたらよいのか、被害妄想的お手上げ状態・・・。

たまたま、同じ11号棟のだいじなご近所さんが、なぜだかふたりも、
2号棟近くの路上にいてという天の配剤?が、ありがたかったなあと思う。
私はS氏とは、引っ越してきて18年にもなるのに、面識がなかった。 

キーがかかりっぱなしのボロ車のエンジンの音はと、想像すると、
「爆音」という文字だけが、のぼせやすい脳の中で大きくなる。
それにしても、「爆音」が「比較的低いエンジン音」だとわかり、
「飼い犬が一晩中ほえて」というスケールで考えたらと教えられ、
私が相談したのは、常のごとくわが友みっちゃんの夫君なのだけれど、
おかげさまでやっと落ち着き、 おわびの準備ができたのだった。