2019年3月8日金曜日

海底二万海里


ここ数日、「海底二万海里」上・下巻を、読もう読もうとして、
上巻を読むかと思えば、下巻に移動し、どうにもならず、
あとがきを読めば読む気も起こるかと、「あとがき」に取り掛かり、
がしかし、翻訳者によるここもつい飛ばして読む。こまって3日間ずっとこの調子。

ジュール・ヴェルヌ作世界海底旅行冒険談、二冊(上・下)びっしり魚類貝類海藻で、
深層海水大嵐孤島大陸潜水艦、百科事典を読む感覚。博物誌にとりつく感じ。
私には、まったくダメな分野だが、どこを読んでもどうせ海なんだからと、
本の内容をあっちこっちしているうちに、おぼろげながら、慣れてきた・・・。

そしてすごく憂鬱になってきた。

なぜ自分はこれまで地球に住んでいたのに、万物に無関心なまま生きたのだ。
貧弱な読解力で切れぎれにやっとこさ「海底二万海里」を拾い読みして。
壮麗豪華絢爛そのたそのたの深海大海原に、いまさら惹かれてどうなるか。