2020年5月12日火曜日

べつの息子の友人


外に出ると、とても暑い。
もう5月も半ばになろうとしている。
今日は、市役所に行ったけれど、樹木がほんとに美しい。
空も青いし、風もびゅんびゅん、たえずそよそよ。

昨日は息子の友人が来てくれて、
久しぶりにゆっくり彼の顔をみた。
すがすがしいむかしの絵本にありそうな童顔が 、
次の日の今ごろになってもスカッと眼に浮かぶ。
自分は働いているし、結婚はしてないし、と彼はいった。
子どもがいたらそんなわけにいかないと思うけど、
もし10万円の給付金をもらったら、
ホントだれかのために役立てたいと思いますよ。
俺は今とりあえずカネにこまってないすから。

戸外で肉体労働をする人をみて、
そこにそんな思いや考えが存在するなんて、だれが想像するだろう。
そういう労働の姿かたちが、私は心底うらやましい。
息子が職業を転々としたころ、お世話になった青年で、
ライブハウスにきて、居心地わるそうにしていた人だ。
若いのに、俺はもうトシなんで、とこまった顔だった。
いまは自然の成り行きなのかどうなのか、
労働のかたわら、彼って街の写真の展覧会をひらくのだ!