2020年5月27日水曜日

5才がきた日


日曜日は晴れた。よかった。息子のバンド仲間が遊びにきたけれど、5才が1人まざっていて、
私は戦々恐々。前の日から花はかたづけ、絵もとりかえ、
むかし買ったメリーゴーランドのおもちゃだとか、小箱だとか、
小さくて音がする小鳥だとか、いっぱい棚に並べて置いた。
ひとりで面白く遊んでくれないかなーと思って。

いい子だときいていたけど、よかった、そうだった。
男の子なんだけど、用意の鳴り物古道具にすぐ引っかかり、
ソファを独占、自分の世界にたちまち没頭、独り言を言って。

だんだんクボクン(という)の鳥の仮面、クボクンの王冠などと、
クボクンの部屋へ行っては、ライブ用に遥がオランダから送ってきた各種物品で
小型猛烈鳥戦士みたいに扮装、お父さんに写真をとってもらい、
クボクンの部屋は3階だから階段を昇っては降りて、楽しむ。
クボクンは、ひふみクンに付きっきりである。
お父さんはクボクンの小学校の、お母さんは園芸高校の同級生で、
しかもバンド仲間だから、5才としては親類みたいな感覚なんじゃないの。

外あそびも、クボクンとお父さんと思う存分できてよかった。
晩ご飯がおわり、8時になると、ぷっつんと眠たくなり、
「うちに帰りたい っ」「もうぼくのうちに帰るっ」
半泣きだ。
みごとな社交生活よねー、すごい。
機嫌よく7時間くらしちゃったんだもの、5才なのに。

ほかの大人は、
お母さんとガゼルのダンス(帽子屋さん)の加奈子さんと。
気兼ねのないラクで面白い一日だった。
このふたりは料理のプロだから、たのむと、あげたり炒めたりは、
アルコール片手に、涼しい顔ですいすいやってくれちゃう。
トシは私の半分ぐらいだけれど、長い付き合いだし、
雑談自由自在だった。

クボクンですか。
そりゃやっぱり。翌日きょうは寝ているといいましたよね。