2020年6月26日金曜日

必死の草取り


うちは、玉電みたいなつくりで、細長い。細長いのが隣近所とくっついている。
だから、庭もおんなじ造り、□こんな形で6軒つながっているから、
自分だけ草取りができないと厄介だ。
だれもなんとも言わないけれど、丹精込めるお隣さんに申し訳なくて。
今日は、雨が降りそうで降らない、なにがなんでもがんばることに決めた。
ものも言わずに、ムキになってがんばったけれど、3分の1しかできなかった。
息子がかえってきて、庭にいる私に気がつき、笑っちゃって、
「えらいじゃないの!」
私は汗だくだく。
「少しはスッキリしたとおもう?」
ときくそばから、どうせこいつにはわかってもらえないと、急にフンガイ爆発、
「おまえみたいなドンカン男にわかるはずないけど! 」
お隣同士ひっついた庭だからきこえちゃうのに。

歯医者の先生に、歯をくいしばってはいけませんよと、いつもいつも言われるけれど、
あきらめて庭から退却、手や顔なんか洗うころになって、
ああ、私ってまた歯をくいしばっていたんだろうなあ、と気がつく。
なにかにつけて、 歯をくいしばって、下の歯が壊れかけているわけだから。
気をつけて下さいね、気をつけて下さいね、なんとかしますけど、
「特に眠っている時ですけど、歯ぎしりとか噛みしめスギとかありませんか?」
私の先生は善い人で、そう聞いてくれるんだけど、
笑いそうになっちゃって、もう。
下の歯がぶっ壊れそうなほど、真剣に緊張して、それでも熟睡。
それがヘンだとわれながらおかしい。
不眠症のみっちゃんが、いいわねえと恨むだろうと思うと笑いそうになる。

眠っている私に、私の歯ぎしりが、聞こえるわけがないじゃないの 。
噛みしめスギも、眠りながら止めるなんて手におえないじゃないの。
クスクス笑いそうになって、笑い事じゃないと思えば思うほど、厄介だ。

今日の運動、おわり。