2020年6月1日月曜日

オランダに電話


遥といろいろ話す。
遥の方から私に電話を掛けなおしてくれる。
理由がよくわからないけれど、それだとお金がぜんぜんかからない。
だから安心。

今日の最後は、家賃の値上げを周旋屋さんから知らされた話だった。

大家さんには会ったことがないんだけどね、と遥は言う。
どうしたかというと、
値上げをやめてくださいと、長いながい嘆願書を書いたのよと言う。
少し笑っている声だ。
  私「オランダ語で書いたの? なんて書いたの?」
こんなコロナの時に値上げですか、私は今はさいわい働けているけれど、
値上げをされるとここに住むことができなくなります、とかいろいろ。
英語よ。ブロークンな英語。このごろは仕事で英語ばっか使ってるから。
 
   私「スゴイ!そうしたら、どうなったの?」
うん、そうしたらねと遥が言う。「大家さんが値上げをやめてくれた、ふふふ」
笑っている。うれしそうな声が遠くからきこえる。
「ステキねえ」と言ったら、
遥は、うん、5%だからいくらでもないんだけどねと、笑った。

さてこれは、
オランダの直接あったことのない大家さんが良い方なのか、
それとも私の娘のブロークンな文才のなせるワザか、どっちだろう?
ちょっとおかしいような、うれしい話だった。
英語のやりとり。オランダ人と日本人と。