2015年9月17日木曜日

安保法案が成立した場合の恐怖


私の恐怖は、「戦争をしない国・明仁天皇メッセージ」(小学館)に書かれた、
著者矢部宏治さんのことばに尽きる。

矢部さんはこう書いている。
「海外での戦死者240万人」の半数以上は飢え死にであり、
特にニューギニアの大8軍などは、10万人いた兵隊のうち、9万人が餓死した」のだと。
70年前に終わった戦争に出かけて行った日本人たちの話である。
「そもそも旧日本軍の参謀たちには、最初から海外で戦争をする能力など、まったくなかった
といわざるをえないのです。 」

内閣総理大臣安倍晋三という人はどうか。「海外で戦争をする能力」があるのか。
日本の法律をなぜかどうしても守れない人間。
山本太郎の怒りの質問にさえ、答弁がしどろもどろになってしまう、支離滅裂なあの人。
答弁と答弁についての説明が異なっても平気なわけのわからなさ。
シビリアン・コントロール(文民統制)がどうのと新聞は書くが、
我が国の政権代表はこれでも文民なのだろうか、いったい。
ペラペラぺらぺら、平時でもコントロールを欠いている人間だ。

こんな人を内閣総理大臣に、海外で、日本人は戦争協力しようというのだろうか。