2020年7月4日土曜日

都知事選の見方


今日はゆっくりしようと思った。
選挙のことを、だまってはすかいに降る雨を見ながら、考えていたら
電話のむこうで、おもしろいことをいうヒトがいて。

なんで宇都宮さん、都知事になろうとするんだろう?
大変だよ、こんな時に。 やめたほうがいいんじゃないの。
新聞を読むとまた小池が勝つらしいけどさあ。
ロクでもない小池の後始末なんか、小池にやらせたらいいんじゃない?
どうせコロナ騒ぎのあとだしさあ、すごく大変だろうと思うね後始末ばっかり。
都のカネだって小池がもう散々使っちゃったアトでしょ。
あとの苦労をわざわざ引き受けることないと思うよ。
宇都宮さんや山本太郎に、いっぱい票とってもらってさあ、
両方合わせると、都知事になれなかったけど、
獲得した票は小池より多かったって、そうなってほしいけど、ぼくは。

なるほどそうか、ふーんとなんだか気が晴れちゃった。
なんで票を割ったかなんて思うより、いっそスッキリするじゃないですか。
選挙なんかしてもしょうがない、という考え方には、
選挙権がもし無かったら、という想像力が欠けている。
選挙権の行使、ということばの、行使、は美しい単語だ。
行って使うって、天使なみの力量だと思う。
天使は天のお使い、行使は、私たちの行いあってやっと実現する、
政治の基本、基本中の基本なのだ。