2020年8月9日日曜日

旧作「リトルダンサー」をみる


今日は、どんな日だったのだろう?
家で映画を観て。
「リトルダンサー」は、アイルランドは労働争議中の炭鉱が舞台である。
殺伐とした男支配の家族。母親がいない11歳の男の子が、
廃坑寸前の炭鉱住宅で育ち、なんとバレエを職業にしたいと望む。
女の子ばかりのバレエのレッスン。不可能で哀しい映画である。
彼にバレエを教える女教師が、私のよく知ってるトミちゃんにそっくり、
クールというか、パンクというか、心底親切、堂々とあるがまんま。
少年の家族がまた、粗暴、不器用、非妥協的。いかにもの秀逸リアル。
俳優が、どの人もみごとで素晴らしい。
映画は、人間がそんなふうなのに、風景も人もなにもかもが美しくて、
・・・・つい泣きながら見た。

なんの義務もない日だけど、4時すぎてから歩く。
せっかく買ったリュックサックといっしょである。
図書館。それから、工事をよけて山道みたいなところをデパートまで。
山道はともかく、デパートを、2階、5階、8階と歩くと、
たちまち4千歩を超えるのはなぜなのかしら。
きょろきょろするので、歩いていることを忘れてしまうのかしら。

デパートではモロヘイヤと空芯菜を買い、リュックに入れた。
図書館で借りた本3冊も、ちゃんとリュックの中だ。
年寄半日。あっという間に夜がきて、明日がきてしまう。
げんきなのか、正気なのか、これでいいのか、
私にはどうもよくわかんないのよねー、自分のことなのに。