2020年4月17日金曜日

草取りおよび韓国映画。


虫がぶんぶん、でも、まだ少ししか飛んでいない。
草取りをしなくちゃと思う毎日だけれど、目がよく見えないので、
植木鉢の向こう側の、いろいろある雑草が、みどり色にふかふか。
見るたび、ふんわり霞んでみえて、それはそれでとてもキレイなような。

今日は韓国の怪獣映画を観た。
TSUTAYAの会員制度を利用して、いくら借りても旧作なら1000円払うと
無料である。今日は「グエムル」という世にも気持ちの悪い映画で、もちろん
私が借りたんじゃないけど、こわくても途中で観るのをやめられない。
副題は・漢江の怪物・・・なるほど文字通りの怪物で気持ちが悪いのなんの。
口が五方?に裂けたグロテスクなトカゲふうの魚の化け物で、なんだかゴジラより
怖い。そんなに大きくないんだけどグ・・そうだ、いかにも「グエムル」なのだ。

よせばいいのに、最後まで気持ち悪くても怖くても観てしまったのは、
この映画のもう一つの大テーマ、韓国的家族制度愛、のせいだ。
家族がみんなバラバラ、べつべつ、激しく軽蔑しあい喧嘩しながら、もうとにかく
一番小さい子のために、どこどこまでも怪獣をぶっ殺そうとする、そのブレのなさ、
徹底した目的意識、弱さ実力勝手身勝手されど家族、当然だろ!!!みたいな。

でも、面白いからって誰かにすすめても、私の場合、いつも断られてしまう。
こんなめちゃくちゃな怪獣映画じゃなくて、美しい永遠の名作でもダメだ。
みんな、目が見えないのでと言う。私なんか、よく見えなくてもみるのに。

というわけで、韓国映画のせいでまたも草取りができない一日となったのでした。