2021年1月17日日曜日

メモ書き


ついこのあいだ出版されたコロナ対策本。
ヤマザキマリの「たちどまって考える」中公新書ラクレ。
ラクレとはどういう意味かしら? 鍵、だって。 
このヤマザキさんの本は、カタカナ外来語満載である。
漫画家。1967年生まれ。17才の時からの外国暮らし。
軽快な文体。すごくおもしろく読んだ。

いま同時に?読んでいる本は、
戸井十月の植木等伝「わかっちゃいるけどやめられない!」
2007年出版。
著者は1948年生まれである。
しつっこく引き算などしてみると、ヤマザキマリより19年早く生まれた。
いったい1948年ってなんだろうか?
日本敗戦の3年あとだ。

じゃ私は? 1943年生まれ。1才半だけ戦中派。

私は植木等本人の著書 「夢を食いつづけた男 おやじ徹誠一代記」のファンで、
文庫本をだいじに持っている。
違和感。・・・戸井さんの聞き書きとの。
   植木等 (1926-2007)

読みなおしているものがもう一つ。
ロベール・デスノスの詩の断片である。
ずっとまえに書道家の島津さんにお願いして書いていただいたもので、
額に入れて2階の書斎の壁に掛けて、、、それでいったい何年が過ぎたろう?
テレジンの収容所で殺されたユダヤ人の遺した詩の言葉が、
やっといまごろになって、全世界がコロナ禍にのみこまれた今になって、
なんとか理解できたわけである。