2021年1月2日土曜日

新年二日目

新年の初日は、ただもう、なんにもなく過ぎた。
一歩も外に出ない。
ふわふわと一日が過ぎて、そういう時間の過去になり方が楽しい。
おととい買った鉢植えのパンジーに陽があたっている。
花の小さいこと、それから紫と水色と黄色の植木鉢のなかの混ざり具合がよくて、
それを眺めて、ながいながい午後が過ぎた。
陽が家の中までやってきて、気がつくと私はいつのまにやら眠り込んでいる。

新年なのだからと気をつけて選んだ本には、すべて退屈した。

今日は我に返って、テレビジョンを買いに行く。
壊れてつかいものにならない機械を、ずっとつかっていたけれど、
いくらなんでもアイソがつきちゃって。
テレビは映画をみる道具で、家になくてはならないものなのだ。

子どもを育てることになって、テレビを捨てて以来、テレビ番組を無視して
くらしてきたので、31日のNHK紅白歌合戦を観てびっくりしちゃった。
テレビってこんなにも断末魔だったのか・・・!・・・?
だから、シャープの新品機械が3万円で買えたのかしら。